その情緒不安定、もしかしたら毎月のアレのせいかも!?

なんだかよくわからないけれど、気分が落ち込む……

最近体調があまりよくないなぁ……

 

これらの原因が、毎月のPMS(月経前症候群)の症状なのではないのかな?と思われるお客様が多くいます。



「なんだかイライラする」「やる気が出ない」「肌が荒れて気分まで沈む」などの心身の不調には、いろいろな要素が絡んでいますが、対策を少し意識するだけで症状が和らぐこともあります。

 

今日は、PMSを引き起こす原因と、それに対するアプローチをいくつかお伝えします。  

特に、すぐにできる改善策として、食事と生活習慣についてもお話ししますので、ぜひ参考にしてくださいね。




PMSの主な身体的原因とその対策

 

PMSの主な原因として挙げられるのが、月経周期に伴うホルモンバランスの変化です。  

エストロゲンやプロゲステロンの変動が体にさまざまな影響を与え、乳房の張りや腹部の膨満感、疲労感などが現れるんですね。  

さらに、栄養不足や血糖値の乱れがこれらの症状を悪化させることも。

 

でも、ちょっと工夫するだけで体調がずいぶん楽になるかもしれませんよ。

 

1. マグネシウムを意識しよう

マグネシウムには、筋肉の緊張を和らげる効果が期待されます。  

アーモンドやひまわりの種、ほうれん草などの野菜を普段の食事に取り入れてみてください。  

これだけで、筋肉のこわばりやだるさが軽くなることがあります。

 

2. カルシウムとビタミンDをプラス

強化豆乳やアーモンドミルク、ケール、ブロッコリーなどを献立に加えるのがおすすめです。  

カルシウムは体を整え、ビタミンDはその吸収をサポートしてくれます。  

ちょっとした食材の工夫で、体が落ち着いてくるのを感じられるかも。

 

3. 血糖値の安定を目指そう

甘いお菓子や白いパン、白米を控えてみませんか?  

玄米やキヌア、オートミールなど、ゆっくりと消化される食品を選ぶことで、血糖値の急な変動を防げます。  

これだけでも、エネルギーの上下が少なくなり、体が楽になるんです。

 

4. 健康的な脂質を取り入れる

アボカドやチアシード、亜麻仁、クルミなどに含まれるオメガ3脂肪酸が、体調を整える手助けをしてくれます。  

いつもの食事やおやつにちょっと加えるだけで、抗炎症作用が期待できますよ。




PMSの主な精神的原因とその対策

 

月経前になると、気分が落ち込んだりイライラしたりしやすくなる理由として、ホルモン変動による脳内物質の乱れが関係しています。  

セロトニンやドーパミンといった神経伝達物質が安定しなくなることで、感情が揺れやすくなるんですね。  

加えて、普段の生活で溜め込んだストレスや不規則な生活習慣もPMS期には一層響いてきます。

 

そんな時には、心を整える方法を試してみてください。

 

1. ストレスをケアする 

一日の中でリラックスできる時間を意識して作りましょう。  

ヨガや瞑想、深呼吸の習慣を取り入れると、心が落ち着いてきますよ。

私は、最近編み物を習い始めました。ひたすら編んでいく作業は頭をからっぽに出来るので、瞑想に近い状態を作れます。  

香りの力もおすすめです。ラベンダーやカモミールのアロマはリラックス効果があると言われています。ローズの香りは、女性を豊かな気持ちにさせてくれますよ。

 

2. 質の良い睡眠を大切に

寝る前に温かいハーブティーを飲むのはいかがでしょうか。  

ルイボスティーやカモミールティーはリラックス効果が高く、気持ちよく眠りにつけるサポートをしてくれます。私のお気に入りは、ヒルデガルトのハーブティーです。

電子機器の使用を少し控えて、体と心が休まる夜の時間をゆっくり過ごしてみましょう。

 

3. カフェインやアルコールを控える

カフェインやアルコールは、一時的には気分転換になるかもしれませんが、後でイライラや落ち込みを増幅することも。  

どうしても飲まないといけない時には、お水をたっぷり取るように意識して。




PMSは、多くの女性にとって避けられないものかもしれませんが、ちょっとした工夫でそのつらさを減らすことができるかもしれません。  

食事で体を整え、ストレスを軽減する習慣を取り入れていくことで、少しずつ楽になる実感が得られます。

自分に合った方法を見つけるために、今日からできることを少しずつ試してみてくださいね。