私は普段、動物性食品は一切取りません。
牛乳や卵もですか?とよく聞かれますが、乳製品、卵製品、鰹節などの魚介由来のお出汁も全て排除です。
以前は、乳製品を好んで食べていました。母が作るハンバーグも好きでした。ホワイトチョコレートが大好物でした。
しかし、今は、一切摂っていません。
なぜそこまでするのか……?
一番大きな理由は「自分のカラダとココロの声に従った食生活の結果」がこうなったからです。
前回の記事でも書きましたが、私はカラダはもともと丈夫なのですが、ココロの方は弱い傾向にあります。
20代前半のときに、自分のメンタルが社会と合わず、ストレスによりメニエル病が発症、不眠症、骨折と続き、そのあとに3年ほど動物性食品を一切受け付けない期間がありました。
その後、一旦食べられるようになったものの「なんとなく違和感」が続きました。
その違和感が、産後からだんだん強くなっていきました。
産後は、自分の体型へのコンプレックスも強まり、それが私のメンタルダウンをより強くしていきました。そこで、ダイエットを開始しました。ダイエットは数値上は成功して13キロ痩せることが出来ました。しかし、それで満足することは出来ずに、軽い摂食障害を患いました。
このままでは、ダメになってしまう……
そう思って、食事を見直すことにしたのです。
私の場合は、カラダの問題というよりもココロの問題に焦点をあてなければ改善しないので、常に自分のココロにこれは食べたいものなのか?否か?問い続けていきました。
まずは、大好きだったチョコレートを辞めました。中毒になっていることに気付いたからです。
好きな食べ物でもなんでもそうだと思いますが、適量を守れれば良いのです。しかし、私の場合はつい食べ過ぎてしまうので一切排除するほうが賢明でした。
それから、家庭菜園でハーブとトマトを栽培し、大地から来る恵みを全身で感じたことをきっかけに、野菜の豊かさを知り、野菜中心の食生活に移行していきました。最終的には、全ての動物由来の食材を排除する流れに至りました。
この贅沢さを一度知ると、元には戻れなくなります。
街中では、焼き鳥の匂いやクロワッサンの香りが漂ってくることもあり、懐かしい気持ちに浸ることもありましたが、それでも以前の食生活に戻ることはなく、スーパーでは野菜を選び、自宅で調理して食べることが何よりの幸せになっていったのです。
カラダは食べ物で出来ている、とよく言われますが、カラダとココロは繋がっています。よって、食と体と心は全て繋がっているのです。食事という身近なものを見直すことで、自分らしく生きていくことが可能だと思っています。
※イメージ画はAIによるものです