食生活が乱れている……運動不足…… 背中や腰の痛みを放置している……
今日は、特にそんな女性に読んでいただきたい記事です。
若い方は特に、美容に意識が向くあまり、健康とセットであるということを忘れてしまいがちになります。かつての私もそうでした。ただ、最近は美容整形なども手軽にできるようになり、選択肢が増えた分、何を選択するかの責任は自分にあるのだということを忘れてはいけないと思います。
今日の話は、20代30代、おそらく50代くらいまでは
自分には関係ない
と思っているのが実態だと思います。
しかし、80代になっても60代のような人がいる一方で、体がしんどくて家で時間を潰すだけの人もいます。あなたはどのように生きていきたいですか?
今がよければそれでいいのでしょうか……
80代を変える大きな要因は、歩けるかどうか、です。その時に女性が特に気を付けないといけない病気が「骨粗しょう症」です。
骨粗しょう症は、主に中高年以降に発症する可能性が高い病気です。骨の密度が低下することで、骨がもろくなり骨折しやすくなります。特に女性は閉経後のホルモン変化により、骨粗しょう症のリスクが高まります。
初期症状としては、背中や腰の痛み、身長の減少、骨折しやすさがあげられます。痛みは、骨の強度が低下することで、背骨や腰椎に負担がかかるためです。身長が徐々に低くなるのは、骨密度の低下により椎骨が圧迫されるためです。
進行すると、日常生活での小さな力でも骨折するリスクが高まります。特に脊椎骨折や大腿骨近位部骨折が多く見られます。脊椎骨折が重なると、背中が丸くなったり身長が短くなる「円背」といった症状も現れます。
骨粗しょう症になりやすい人々のデータは以下です。
・高齢者、特に75歳以上
・閉経後の女性(エストロゲン欠乏による影響)
・低体重または低栄養状態にある人
・白人や東アジア人種
・家族歴がある人(遺伝的要因)
・喫煙者(ニコチンによる骨吸収促進)
・過度の飲酒者
・カルシウムや食事性ビタミンD不足
・運動不足や長期臥床
・ステロイド薬の長期服用者
・甲状腺機能低下症や糖尿病などの基礎疾患がある人
特に女性は閉経に伴うエストロゲン減少が大きなリスク要因です。一方、活発な運動習慣やカルシウム・ビタミンDの適切な摂取は、骨密度を維持し骨粗しょう症を予防する上で重要です。定期的な骨密度検査とリスク要因の管理が推奨されています。
骨粗しょう症と食事には深い関係があります。
カルシウム
骨の主要構成成分で、乳製品、小魚、leafy野菜などから摂取できます。ビタミンDはカルシウムの吸収を助けるため、日光浴や魚介類からの摂取が重要です。
たんぱく質
魚、肉、卵、大豆製品などを意識的に食べることが推奨されています。
ビタミンK
ビタミンK不足は骨粗鬆症のリスクを高めるため、緑黄色野菜やなつ菜などから摂取する必要があります。
逆に過剰な塩分、リン酸塩、カフェイン、アルコールの摂り過ぎは、カルシウムの排出を促進し骨に悪影響を及ぼします。
今日は、かぼちゃに焦点を当ててみます。
かぼちゃは、骨粗しょう症の予防に役立つ栄養素が豊富に含まれている食材です。特にビタミンKが骨の健康維持に大きく貢献しています。
ビタミンKには、骨基質タンパク質であるオステオカルシンを活性化する働きがあります。オステオカルシンはカルシウムを骨に取り込む役割を果たしているため、ビタミンKが豊富なかぼちゃを摂ることで、骨密度の維持や向上が期待できます。実際に、ビタミンK摂取量が多い人ほど骨粗しょう症のリスクが低下することが報告されています。
かぼちゃにはビタミンKだけでなく、ビタミンA前駆体のβ-カロテンも豊富に含まれています。ビタミンAは骨形成を助ける働きがあり、カロテンには抗酸化作用も期待できます。さらに食物繊維も骨に良い影響を及ぼすとされ、かぼちゃはその両方を兼ね備えています。
しょう。
かぼちゃの栄養価をさらに高めるには、他の栄養価の高い野菜と組み合わせるのがおすすめです。例えばカルシウム豊富なほうれん草やブロッコリー、ビタミンKの多いパセリやケールなどと一緒に食べれば、骨に良い栄養素をバランス良く摂取できます。
かぼちゃはスープやサラダ、グリル、煮物など、さまざまな料理に使えるベーシックな食材です。骨粗しょう症対策に役立つビタミンやミネラルを、美味しくバランス良く摂取するためにも、かぼちゃは重宝する存在と言えるでしょう。
あなたは最近、いつ、かぼちゃを食べましたか?
もし、この1週間食べてなかった……という方は、今日の食材に取り入れてみてはいかがでしょうか。
今日の画像、面白いですよね。AIで作成したのですがたまにびっくりするものが出来上がって笑いが止まりません。
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