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脳活性化に役立つブロッコリー

暖かいせいなのか、なんだかやる気が出ない…… そんな時はありませんか?

 

近年、ストレスが溜まりやすい生活環境や栄養不足などから、集中力の低下に悩む人が増えています。

集中力は日々の生活や仕事の生産性に大きな影響を与えるため、その維持向上は重要な課題となっています。そこで今回は、脳機能の向上につながる食材としてブロッコリーに着目し、その効果的な食べ方や簡単なレシピをご紹介します。

 

集中力の低下の主な原因

- ストレス

- 睡眠不足

- 運動不足

- 栄養不足(特に脳に必要な栄養素が不足)

 

脳機能に優れたブロッコリーの秘密は、豊富なカルシウムにあります。カルシウムは神経伝達物質の働きを助け、脳細胞の興奮を適切にコントロールする働きがあります。ブロッコリー1カップ(91g)の摂取量は、成人の1日あたりの推奨カルシウム量の約6%を賄うことができます。

さらに、ブロッコリーには葉酸やビタミンK、ビタミンCなどの脳に優れた栄養素がバランス良く含まれています。中でもビタミンCはカルシウムの吸収を助けるため、併せて摂ることで相乗効果が期待できます。

また、薬膳の観点からも、ブロッコリーは体を冷やさず、火の気を補ってくれると考えられています。これにより脳の活性化が促され、集中力の維持につながるとされています。

 

栄養価を最大限に生かすブロッコリーの食べ方

- ビタミンC豊富な野菜(レモン、トマトなど)と一緒に食べる

- オリーブオイルを加えてビタミンK の吸収を高める

- アルデンテで食べることで、食物繊維の摂取量も増やせる

 

ブロッコリーとひよこ豆のサラダ(2人前)

【材料】

・ブロッコリー 2カップ(小房に切る)

・ひよこ豆380g

・オリーブオイル 大さじ2

・ニンニク(みじん切り) 2片

・レモン汁 小さじ1

・塩 少々

 

【作り方】

1. ブロッコリーを蒸し器で蒸し、アルデンテになるまで調理する

2. フライパンでオリーブオイルとニンニクの香りを立てる

3. ブロッコリーとひよこ豆を加え、1-2分程度炒める  

4. レモン汁と塩で味付けをする

 

ブロッコリーは冷凍のものも売られているので扱いやすい食材だと思います。

 

このレシピは、集中力アップだけでなく、筋肉を増やしたいときにもおすすめです。調味料を変えることで、様々な料理にバージョンアップさせることもできるので、色々と実験されてみてください。